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成人自閉症スペクトラム・発達障害の改善はミュゼアルディ

強迫性障害obsessional neurosis

強迫性障害(強迫神経症)と発達障害

強迫性障害(強迫神経症)は次のような症状がよく知られています。

★手が汚れていると思い込むために洗うのを止められない

★戸締りが気になって何度も確認し、なかなか外出できない。

★ガスの線を閉めたかどうか気になって安眠できない。

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最近の流行では「スマホやLINE・ゲームがやめられない」でしょうか。

このような行動が度を越えしまい、日常生活に支障をきたしているのが強迫性障害です。強迫性障害は不合理な
行為や思考を自分の意に反して反復してしまう精神疾患の一種で、強迫神経症とも呼ばれます。同じ行為を繰り
返してしまう「強迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念からなり、両方が存在しない場合は強迫
性障害とは診断されません。また、脳疾患や解離性障害など別の病気により強迫症状があらわれる場合もは強迫
性障害とは認められません。強迫症状はストレスにより悪化する傾向にあります。


強迫観念とは、本人の意思と無関係に頭に浮かぶ不快感や不安感を生じさせる観念を指します。強迫観念そのも
のは健常者にも見られるものですが、健常者がそれを大して気にせずにいられるのに対し、強迫性障害の方の場
合はこれが強く感じられたり長く続くために、かなり強い苦痛を感じることになります。ただし、単語や数字の
ようにそれ自体にはあまり意味の無いものがしつこく脳内にテレポートしてくる感覚が特徴とされています。

強迫行為とは、不快な存在である強迫観念を打ち消したり振り払うための行為で、強迫観念同様に、自分でも不
合理なものだと感じているのですが、やめると不安や不快感が伴うために、また行為を中止する子思考にも大き
な不安が生じるために、なかなか止めることができません。

その行動は患者や場合によって異なりますが、周囲から見て全く理解不能な行動でも、本人には何らかの意味合
いが生じている場合が多いようです。

この症状もカウンセリングや認知行動療法単独では難しく、抗うつ薬などと併用されるケースが多くなっていま
すが、山手心理では発達障害との関連が見られる方も多くお見えです。改善に要する期間はそれぞれですが、発
達障害が並存する場合は期間が長くなります。

ミュゼにご来室いただく方の多くはADHDとの併発が見られますので、両者を並行して改善する必要がありま
す。改善にはご家族の協力があるとベターです。