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成人自閉症スペクトラム・発達障害の改善はミュゼアルディ

学習障害とディスレクシア

学習障害(LD)について

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学習障害(LD)とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないのですが、聞く、話す、読む、書く、計算
 する能力、また推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を示すものです。

 学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されているのですが、視覚障害、
 聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接的な原因となるものではないとされます。

○LDの特徴としてはいろいろあるのですが、概念としても歴史が浅いので他の障害との重複性や境界の判断が
 難しくなっています。また、軽度の発達障害といもいわれますが、そのわかりにくさが対応の遅れや困難さを
 まねくことから、必ずしも軽度という捉え方が当てはまらないケースがあります。


LDとディスレクシア


○LDの各種症状の中で、特に読み書きに困難を伴う場合を「ディスレクシア」(読み書き困難症)と呼び
 ます。アメリカのハリウッドスター・トム・クルーズが『自分はディスレクシアだ』と公表した事によって、
 この症状が一躍メジャーになったとも言われています。

 ディスレクシアは、知的な遅れはないものの、読んだり書いたりすることが苦手な人たちのことをいい、「文
 字」と「その文字が表す音」とを一致されることが難しいために、勝手読みや飛ばし読みが多発します。

「音読作業と意味理解作業が同時にできないため読み書きに時間がかかる」


「読みが出来ないと文字を書くことはより困難になる」


 などの特性があります。特性は人それぞれなのですが、たとえ成人になってからでも、自分に合った教育支援を
 受け、自分なりの学習方法を見出すことができれば、社会対応が可能になります。LD・ディスレクシアなどに
 悩む人たちの読みを補助し、読みやすい学習教材を作成するために、DAISY等の情報技術が有効なことあります。

 英国、スウェーデン、デンマークではディスレクシアとして学校や図書館で支援を受けている。米国や日本では
 ディスレクシアは学習障害(LD)に包含されていて、米国ではディスレクシアとLDはほぼ同義で使われています。
 また日本では「読み書き困難」、「読み書きのLD」ともいわれている。英語圏ではディスレクシアの発現率は
 10〜20%といわれています。 (例によって多めに出ていると思われますが)