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成人自閉症スペクトラム・発達障害の改善はミュゼアルディ

SSTの要件POINT

トレーニングと医療行為(手術)の相違点

トレーニングの前にご覧ください

よく、「トレーニングはどれくらいの期間通う必要がありますか」とお問い合わせをいただきます。実際のトレ
ーニングについては人それぞれですが、がんなどの外科手術ではある程度の目安があります。

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手術終了後、状態を確認し手術室から退出します。あとは一定期間安静にしていれば「寛解(かんかい)」状態
になりますから、目安が伝えられるわけです。

ところが、手術後リハビリテーションが必要な場合はどうでしょうか。言うまでもありませんが、リハビリテー
ションとは、身体的、精神的、社会的にベターな生活水準の達成を目指していますが、ある程度時間を限定した
過程でもあります。

リハビリの期間は、骨折などのケガやがん・脳出血などの病気かという区別、あるいは患者さんの年齢や性別な
どによって異なります。ただ、共通の目安としては、国が定めているケース毎のリハビリ実施期間というものが
あります。


ミュゼの発達障害への取り組み


ミュゼで「発達障害改善」という場合リハビリに近いものがあります。クライエントさんそれぞれの状態・能力
などにあわせてそれぞれベターな状態になっていただけるように取り組んでいます。

まず発達障害とは何か、発達障害とはどのような症状を指すのかといった点を考えてみる必要があります。

ミュゼにも、ありがたいことにメディアから取材にお越しいただくことがありますが、さて、どこまで発達障害
について理解されているのかなという場面に行きあたります。発達障害の方が健常者同様(あるいは以上)にコ
ミュニケーションができたり、仕事が数倍できるようになったりするのですかという意味のことを確認されると
いう点です。


実際には、発達障害は先天的な脳機能のアンバランスさのために、日常生活に支障をきたしたり、程度によって
単独では生活できない場合もあります。


発達障害には大きく分けて次のような種類があります。


自閉症(高機能自閉症を含む)

アスペルガー症候群

ADHD(ADDを含む)

広汎性発達障害(PDD)

LD(学習障害)


症状については、それぞれHP内の該当ページをご参照ください。


発達障害改善に必要な条件


トレーニングができないケース

下記のように症状が重い、あるいは身体症状が重複している場合は、トレーニングが行えないだけでなく、ご来
室いだだくというだけで体調が悪化することもあります。カウンセリングより多くのストレスが発生しますので、
うつなどの症状を先に改善していきます。(必要な場合は、一緒に医療機関を探します)

トレーニングには(人それぞれですが)相当(3ヶ月以上)の日数が必要です。その間の金銭的負担・時間的制
約など諸条件を調整しなければ、せっかく改善してきたころに継続できなくなるといったケースも発生していま
す。
特に、ご自身の体調にはご注意いただき、体調がわかりにくい方はできればご家族の方とご相談の上お越しくだ
さい。

☆パニック発作が頻発する・うつが長期化している等、朝起きてみないとその日の体調が判断できない。

☆発達障害の程度が中度以上。(言葉を聞くと頭痛がする・音は聞こえているが外国語を聞いているよう
 な感覚あるいは言葉が口にできないなど)

☆身体的な疾患があり、その疾患が原因でうつやパニック症状が発生する。



トレーニングが継続不可能なケース

☆さまざまな課題の意味が理解できない。(学力が関係することもありますが、意外な点から判明するこ
 とも多いです)

☆日程調整ができない。(勤務先行事のあることが予測できず、キャンセルが頻発する場合等)

☆依存傾向が顕著で、トレーニングの成果を日常生活に応用できない。



これらの場合は、途上であっても継続をお断りすることがございます。特に遠方の方の場合、1回ごとの面談が
重要になりますが、無理をされて体調を崩し、当日もホテルに宿泊することになったというケースも発生してい
ます。トレーニング・カウンセリングは万能ではありません。無理せず、じっくり取り組むことが大切です。

(遠方の方の場合は電話・メールでフォローさせていただきます)